王国の南部、貿易の玄関サンミリオンを預かる領主。 彼は人間ではありません。数十年存在を続けている亡霊なのです。
とはいえ決して悪い人物ではなく、領主としても有能です。 特に経済面に関しては国内で随一の実力者でしょう。

仕事と能率第一で、面白みのない人物ですが、これは 亡霊だからというよりも、彼個人の性格のようです。

しかし彼が死してなお、この世に留まっているのはなぜなのか。 それは歴史の闇に埋もれ、彼自身にとっても謎に包まれて います。