騎士叙勲を受けた『闇の者』という、めずらしい存在 です。彼の父親がかつて大きな手柄を立て、人狼としては 初めて騎士に取り立てられました。
オーロフはその騎士の位を受け継いでいます。

大柄な体を持ってはいますが年齢としてはまだ少年で あり、世の中に不慣れなところがあります。
騎士というものを理想化しすぎて、現実とのギャップに ぶつかることもしばしば。
騎士の理念に甘えすぎたり、逆に思わず人狼の怪力を 振るってしまったりして、しょっちゅう問題を起こして しまいます。

そうして王女の手を煩わせるたびに、彼は『人間』と 『人狼』との違いについて、思い悩み、苦しむのです。 しかし彼は持ち前のタフさと単純さで、さまざまな事柄 に立ち向かってゆきます。そのまっすぐさが、時として 物事を好転させることもあるようです。

その人ならぬ肉体は、すさまじい戦闘力を発揮し、 大いに頼りになるでしょう。
また彼の毛皮は手触りが良いため、街中ではよく子供に 群がられて、身動きが取れなくなっています。