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「まぁまて、ヴィゾフニルは並の武器では傷一つつけることは出来ない」 「え?」 「ヴィゾフニルに傷をつけられる武器は唯一無二、『レーヴァテイン』という武器だけだ」 「そのレーヴァテインはどこで手に入る?」 「…………」 「教えてくれ!」 「……スルトの妻、シンモラが持っている」 「よし、すぐに行ってくる!」 「まぁまて」 「まだなにかあるのか?」 「シンモラは、レーヴァテインを特別の箱に収めている。彼女からレーヴァテインを借りるにはヴィゾフニルの尾羽が必要だ」 「ちょっとまってくれ……。さっき、ヴィゾフニルの手羽を取るためにレーヴァテインが必要だと言ったよな?」 「うむ」 「でもレーヴァテインを借りるには、今度はヴィゾフニルの尾羽が必要なんだよな?」 「うむ」 |
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