
王の承認の儀式に際し、黒貴族の名代として現れた
黒衣の騎士です。
人間とは少し違った風貌や雰囲気を持っているため、
闇の者の一員ではないか、あるいは黒貴族の息子ではないか、
と噂されています。

寡黙で冷静、かつマメな性格で、言われたことを黙々と
こなします。倫理観は闇の者のそれよりも、人間のそれに
近いようですが、どちらに肩入れするという風でもあり
ません。
また、あまり笑うこともありません。
こうした性格のためか、他の騎士からは常に微妙な間を
とられがちです。

黒貴族の配下と思われていた彼ですが、王の試練が始まって
からは、遍歴の騎士として各地を巡っているようです。
王女が求めれば、王女のための騎士になってくれるので
しょうか……。