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また1週間トバしてしまいました。すみません。

今週のテーマは…何にしよう。思いつきで書いていたこの「エコ日記」ですが、エコをテーマにした日記はそろそろネタ切れになってきました。つまらない話でよければまだまだ書けるんですけどね。なになに? 今までの話も大して面白くなかったって? それは言いっこなしです。

じゃあ今週は「牛乳」。子供の頃から牛乳が大好きです。人生で飲み干した牛乳は1500リットルくらいじゃないかと思います。ちなみにビールは5000リットルくらい。ともあれビールが美味いと思うようになるまでは、世界でいちばん好きな飲みものは、自分で作る冷たいコーヒー牛乳でした。インスタントコーヒーと砂糖を少量のお湯で溶いて、氷1個と大量の牛乳を入れて一気飲み。いや一気飲みする必要はないだろ。

さて。先日「東京牛乳」なるものを見つけました。東京で絞った牛乳を、東京で殺菌、パック詰めなどして、東京で販売する牛乳です。以前から存在は知っていたのですが、見つけたのは初めてだったので、早速買って飲んでみました。なかなか濃厚でかな〜り美味い。ちょっと予想外。

ただし自分が普段買っている牛乳よりちょっとだけ高いのですよ。しかも近所のコンビニとスーパーでは売ってない。ですので毎回それを買うというわけにはいきませんが、たまに買ってみるのもいいかなあと思いました。

これのどこがエコかって? 「東京牛乳」の時点でわかっちゃった人もいるかと思いますが、農水省が提唱している「地産池消」です。ざっくり説明すると「地元で生産した農作物を地元で消費しましょう」という取り組みです。メインの目的は農業の活性化なんでしょうけど、副産物として非常に輸送距離が短くなります。例えばブラジルで生産した牛乳を日本まで運んできたら、その一杯のためにどれだけのCO2を排出することか……。

近いから輸送費が安くて、しかも新鮮だから美味い。そして新たな産業が生まれる。「地産地消」が広まっていけば、さまざまな問題が解決していくと考えられています。もちろん発生する問題もあります。例えばすべての地域が完全に自給自足できちゃうと、運送業が壊滅的な打撃を受けちゃうかもしれないとか。(※今回も取材したわけではありません。主観です)

よりエコな世の中にしようとすると、良くも悪くもいろいろなものが変化します。でもそれでいいじゃないですか。変化するから世の中であり、だから人生も面白いし。オレのシノビイももう少し育てたらニンジャマスタビイとかに変化しないかなあ。しねえよ。名前長いし。


9月はゲーム業界イベント&セミナー盛りだくさんなので、最近あまり会社にいないフジイです。しかも明日から台湾に遊びに…もとい自腹で視察に行ってきます。すみません、ウソをつきました。

さて。先週のWi−Fi対戦祭に参加してくださった皆様、ありがとうございました。当日のマッチング数ですが、なんと前週比で約20倍でした。20倍ですよ、20倍。逆に言えば、いかに普段はマッチングできていないかということです。せっかくめちゃくちゃ苦労(マジで大変でしたよ、ええ)して突っ込んだWi−Fi対戦なのに、皆様がプレイできていないのは切ない、切なすぎる。そんなわけで期間限定ではありますが、Wi−Fi対戦を定例化します。題して「エコリスWi−Fi対戦シリーズ」。またも剛速球勝負。

開催日程ですが、まずは10月の毎週木曜日、22時から23時とします。すなわち次回は10月4日の22時スタートです。時間が遅くなってないかって? そうです。「祭」の日は私がまだ会社でバリバリ仕事をしていて参加できなかったので、ちょっと遅くしてみました。次回こそは参加して…負けまくりますよ。だってオレ(オレかよ)対戦弱いもん。

なんでプロデューサーなのに対戦が弱いかって? 皆さんスタッフなら全員、異様に対戦強いと思ってます? ハズレ。異様に強いのはほんの一握りで、残りは連戦練磨のユーザーの方より遥かに弱いです。例えばスタッフ4号は営業デスクの女の子です。「祭」での対戦結果は2勝9敗、「皆さんお強いですね」と報告してくれました。もちろん彼女には「シリーズ」にも参加してもらいますので、4号の成長を皆さんで見守ってください。

ちなみに「祭」でわかったこと。精霊のレベルが低くても、戦略さえきちんとしていれば圧勝できちゃいます。クラスチェンジに関しては非常に重要ですが、精霊同士がバトるわけではないので、レベルはあまり関係ありません。まあ足は速い方が有利かな。

Wi−Fi対戦って恐いんじゃないかと思っている皆さん、確かに見知らぬ人と対戦するので恐いといえば恐いですが、その分だけ楽しいです。是非ともご参加ください。私も台湾視察から帰ってきたら練習しますよ。

あれ? エコロジーに絡められてないじゃん。すみません。何も思いつきません。また来週!!


今回のエコ日記は私の愛車の話。2人乗りの軽スポーツカーで屋根が電動開閉します。これだけで特定できちゃう珍しい車の名前はコペン。私にとってはほぼ文句のない、とってもラブリィな車です。

おいおいエコリスプロデューサー、お前は常に自転車で移動しなさい…という意見もあるかと思いますが、無理。自転車移動圏は半径10kmくらいで勘弁してください。ちなみにそのうち日記に登場するかもしれませんが、ウチの弟の場合は自転車で移動する範囲が地球規模です。ついこの間まで8ヶ月かけてアフリカ大陸を縦断してました。もうアホかと。閑話休題。

軽自動車ってめちゃくちゃ燃費良さそうじゃないですか。もちろん充分に燃費はいいのですが、実はもっと燃費のいい車がたくさんあります。いまの日本のガソリンエンジン製造技術でいちばん燃費がよくできるのはリッターカーもしくは排気量がそれくらいの車。もちろんハイブリッドカーはさらに燃費がいいこともあります。

エコじゃないじゃん軽自動車。ところが話はそんなに単純ではないのです。車を運転することにより排出するCO2の量は燃費に大きく依存するので、そういった意味ではハイブリッドカーは多くの軽自動車よりもCO2を排出しません。しかしその車がどれだけのCO2を排出したかを計るには、車の製造過程や運搬過程、廃車過程、さらにはその車が走ることによって痛んだ道路を修復する過程などで発生するCO2も考えなければなりません。

その名の通り軽自動車は軽いので、運搬過程や道路修復過程でのCO2排出は少なくなります。そしてほとんどの軽自動車は安いので、製造過程や廃車過程でもCO2排出量は一般的な車よりも少なくなります。よしよし、エコになってきた。

さて私のコペン。スポーツカーゆえ平均的な軽自動車よりも少し燃費が悪いです。しかも軽自動車にしては結構高いんですよ、エッヘン。いや待て、威張ってる場合じゃないぞ。

でも高い理由は、実は量産が効かないからなのです。コペンの組み立てはフェラーリなどのように、熟練した技術者たちが手作りで行っています。つまり製造時のCO2排出量はめちゃくちゃ少ないはず! しかもスポーツカーゆえ軽い! すごいぜコペン!

この日記は私の記憶を元に書かれており、自動車メーカーなどを取材したわけではないので、すべての記述が100%正しいとは限りません。でも間違いなく正しくて、そして私が最も書きたかったのは、ぱっと見でわかる部分だけではエコは計れないということです。

オープンカーにはつらい真夏が終わり、いよいよドライブの秋がやってきます。次の週末はどこに行こうかな。その前にちゃんと取材して日記を書けと。


発売後の短い夏休みをいただいて、その短い期間ですっかりだらけて日記を1週間トバしてしまいました。すみません。まあトバしてしまったものは仕方がないので、今週から気分も新たに再開です。今回はWi-Fi対戦について書きます。

エコリスのWi-Fi対戦は本編と同様ではありません。なぜなら精霊同士がお互いにHPを削り合い、木を倒し合うというシチュエーションがどうにも納得いかなかったからです。そこで一方はメカメカ軍団を操れるとか、協力プレイのゲームにしようとか、いろいろ検討した結果、現在の仕様、すなわち陣取合戦になりました。結果的には殺伐としていないため初心者でも参加しやすい、エコリスのユーザー層に合ったステキな対戦仕様になっていると思っています。

さて。プロデューサーという立場上、Wi-Fiの接続状況を遡って確認することができるのですが、接続したものの対戦相手が見つからずに抜けてしまう方が多いようです。皆さんどんどん接続してくださいと言いたいところですが、それでも出会いが少なければどうしたものか…と考え、そしてちょっと実験してみることにしました。

2007年9月20日(木)の夜8時から10時までの2時間、エコリスの関係者数名がWi-Fi接続します。題して「エコリスWi-Fi対戦祭」…剛速球ですね。この時間に接続していただければ、きっと誰かと対戦できると思います。もしもこの実験が上手くいったら、引き続き毎週行ってもいいかなあと思っています。Wi-Fi対戦がしたいけど相手がいないよとお嘆きのアナタ、是非とも「祭」に参加してみてください。

……と、ここで終わってしまうとエコ日記ではなくなってしまうわけです。Wi-Fi対戦の何がエコか? それは移動しなくても遠くの人と対戦できることです。移動って結構なエネルギー使いますからね。家にいながら日本中のライバルたちとWi-Fi対戦ができる、これって実はすごいエコです。ふと周りを見渡してみると、そんなエコがいっぱいあります。私はそんなこの時代のこの地球のこの日本が結構好きですよ。南の島も大好きですが。



ついに発売しましたよ。買ってくださった皆さん、買おうかどうか迷ってくださってる皆さん、本当にありがとうございます。是非とも楽しんでいただければと思います。

私はといえば、朝からいろいろな店舗さんを回って、実際に「エコリス」がどのように配置され、どのように売れているかをチェック…というか見学してきました。今日は発売するソフトの種類こそ少ないものの、超大物様がいらっしゃいますので、端っこに追いやられていないか不安だったわけです。

もちろん何の問題もありませんでした。新作のところに堂々と並んでいました。今日から1週間だけの特権。

私がかつて別の超大物に関わっていた頃は、行列ができたり強盗が現れたりで社会現象になっていましたので、あれからほんの十数年で流通や小売など、いろいろな関係者のがんばりで業界も洗練されたなあと思いました。

しかし相変わらずなのは過剰包装。いまどきのゲームソフトは紙の箱に入っているわけではないし、ビニール包装もされているのだから、さらにビニール袋になんて入れなくていいと思うんだけどなあ。コンビニと違って「袋にお入れしますか?」とか「このままでよろしいですか?」とか絶対に聞かれないもん。だからゲーム買ったときに「そのままでいいです」というと結構ビックリされることが多いです。エコに関係ないとしても、小さいビニール袋は邪魔だからいらないし。(大きいビニール袋はたまに大活躍します)

誕生日プレゼントなんかの超過剰ラッピングには意味があるし、包装すべてを否定するわけじゃありません。マトリョーシカだって激烈に過剰包装だけど楽しいでしょ…って、マトリョーシカは包装じゃねーよ。

※マトリョーシカ:人形の中から次々人形が出てくるロシアの民芸品。

ともあれ買って数分でゴミになるものは、できるだけ少ない方がいいんじゃないかなあと思います。なぜキングダム王国がマナの森に侵略してきたのか、考えてみてください。(あ、いま想像以上に深いこと書いた気がする)

さてと。今晩のビールはきっと美味いぞ。



海に行ってきました。朝4時起きで伊豆半島を南下、昼前に最南端に到着。大人気なく2kmほど泳いでからビールを飲みまくり、美味い海産物食って、温泉入って、夜はだるだる歩きながらビール、そのまま海岸に行ってさらにビール。どれだけビールが好きやねんと。

主題はそれではなくて星空。東京ではまず見られないたくさんの星、星、星。もっとよく見たかったので、暗いところを目指して歩き回り、ぎりぎり天の川が星の集合体であることがわかるくらいまでは見えました。まあ♂3匹だったのでロマンティックなことなど何もありませんでした…ちゅか、あったら困りますが、だるーんと星空と波音を肴に飲むビールは美味しかったです。また時期的にちょうどペルセウス座流星群の季節だったので、流れ星もいくつか見られました。何一つ願うことはできませんでしたが……。

ほんの100年ちょっと前、江戸の町では私が行った海辺と同じくらいか、それ以上に空がきれいで、きっとたくさんの星が見られたのだと思います。逆にこのまま100年経つと、もう東京では星がまったく見られないなんていうことも可能性ゼロではありません。

これからもずっと、のんびり星空を眺めながら美味しいビールが飲めるよう、今日も何かエコなことしてみよっかな…と。

ちなみにこの日記読んでる皆さんっていくつくらいなんだろ。こんなにビールが美味い話ばっかり書いてていいのかオレ?とか思ったりします。まいっか。



前回の日記は若干エコから離れたので、今回はまたゆる〜いエコ話をします。私が愛してやまない「スーッとするモノ」たちのお話です。

中学〜大学までずっと水泳部だったのですが、マジ泳ぎした後って汗が全然引かないんですよ。ジョギングなんかで汗かいた後は、水シャワー浴びるとめちゃくちゃ気持ちいいじゃないですか。でも水泳はそもそも水の中にいるので、上がった後に体温を下げる術がほとんどないんです。当時は学校にクーラーなんてありませんでしたしね。いまはあるのかな?

そんな時は日焼けもして火照りった体にシー○リーズを塗りたくって、扇風機に当たってました。すんげえ気持ちいい。一気に体温が下がる気がします。こうして私は夏の暑さにはスーッとするモノが効くぜ…ということを学んでいくわけです。

まずトニック系のシャンプー&ボディソープ。これとシー○リーズと扇風機、あとビールさえあれば、家でクーラーはほとんど使いません。そうそう、ビールもスーッとしますよね。でも未成年のあなたは20歳になるまで飲んじゃダメですよ。あと20歳過ぎても車の運転前はダメ。

続いてフ○スク。吐く息もなんだろうけど、吸う息が涼しく感じます。フ○スク食べた後なら若干ぬるい飲み物でも充分冷たく感じますしね。まあ牛乳なんかとは味が合わないのでNGですが、そもそも夏はぬるい牛乳を飲んではいけません。めちゃくちゃキケンです。

次はクール系の目薬。目に点すだけでちょっと涼しくなる気がします。仕事でPCやニンテンドーDSの画面を見続けた後なんかは、しばし目が開けられなくなるくらい痛いですが、それもまた心地よいです。気分爽快。

最後に鼻に挿して息を吸い込むとスースーするヤツ。タイで箱買いしてきたので名前がわかりませんが、めちゃくちゃ重宝しています。

これらのものに共通することは、実際に冷たくないのに冷たく感じることです。あ、ビールは別。日本のビールはキンキンに冷えてる方が美味い。美味いぞ。ともあれ冷たく感じさえすれば、実際は冷たくなくても暑さはしのげちゃうわけで、これもまた地球温暖化に対する重要なエコなんじゃないかなあと思ったりします。

みなさんもこの夏をスーッと乗り切りましょう、スーッと。


先日「エコロジーオンライン」というHPのインタビューがありました。
>>「エコロジーオンライン」さんの記事はこちら

面白おかしいこと話すのはプロデューサーの仕事なので、1時間ほどいろいろお話ししたわけですが、絶対に譲れない明確なコンセプトを書いていただいたので、今回はちょっとエコから離れちゃうかもしれませんが、エコリスにおける「エコとゲームの関係」について書きます。

ずばり。エコリスは「教育ソフト」ではありません。明確に「ゲーム」です。個人的には現時点で国内最高のリアルタイムストラテジー(RTS)。私は人生の半分、約20年ほどゲームの制作現場に企画さんとして携わってきましたので、そりゃもうゲーム創るのは上手いはずです、たぶん。
(ほとんどのタイトルが社外のものなのでここには書けませんが……)

そんな私がエコ関係の「教育ソフト」を創ったって、その道のプロから見れば間違った知識だらけのものになってしまいます。だからエコに興味を持てるような「ゲーム」を創ってみました。この試みが成功する絶対条件はゲームが面白いことです。

RTSが国内でいまいち流行っていない理由は、日本のゲーム市場において家庭用ゲーム機のシェアが圧倒的なことです。RTSはマウス操作を基本にしてますから、PCゲームがある程度シェアを持っていないと厳しいわけです。ホントに家庭用ゲーム機のコントローラはRTSに向いていませんから。そこへDSです。タッチペンです。こりゃ面白いRTSが創れるぞと。もちろんバリバリのコアユーザー向けハードではないので、キャラやシステム、バランスなどが幅広い層に受け入れられる、ちょっとライトなRTSであるべきです。

まずユニットができる限りたくさん出るのは必須。でも戦車や戦闘機のように動きに制限がありまくるのは嫌だし、人間や動物がばんばん死んじゃうゲームも嫌。そこで味方はマナのエネルギーが実体化した精霊(やられてもエネルギーに戻るだけ)、敵はメカメカ軍団にしました。またたくさん出すためには描画はもちろん、CPU負荷もバカにならないので、ちょっとくらい言うこと聞かなかったり、アホなことしても「カワイイから許す!」という見た目にしました。

次にバランス。木を植えることで森のマナが増え、それに従って操作できるユニットが増えたり、各ユニットの性能が上がったりするわけですが、経験値稼ぎをして圧倒的戦力で戦うことも可能です。RTSが初めてだというユーザーが大多数だと思うので、そこはかとなくRPGの香りをさせ、とっつきやすくしました。

さらに味方は性能がわかりやすく、敵はバラエティに富んでいる方が面白い。なので味方は3タイプ×亜種いっぱい、敵はすげえいろいろな奴らにしました。これは二極対立系シナリオの基本でもあって、たとえば味方は○○ダムと○○キャノンと○○タンクしかいないのに、敵は鬼のようにバラエティに富んだ新型をがんがん投入してくるアニメを、私は心から愛しています。愛してますよ、ええ。

最後にとにかく操作しているだけで楽しい、直感的なのに未体験という操作感にしました。RTSって多くのキャラをストレスなく同時に操作することがすごく重要なので、ここにはかなりこだわって創ってます。ストレスを感じる暇など微塵も与えませんよ。

とっつきやすいけど奥が深い、ライトなRTSが広まったとき「キッカケはエコリスだった」「ヤツこそがパイオニアだ」と言われるようなタイトルを目指しました。もちろんエコゲームが広まったときも同様です。国内だけでなく世界でね。

とんでもない費用と時間をかけて創ったわけではないので、少なくとも豪華絢爛なタイトルではありませんが、もうね、創った自分でいうのも何だけどマジ面白い。仕事なの忘れてやり込みまくったもん。開発陣の愛情がいっぱい詰まってますよ。

ゲームの何がいいって主人公に感情移入しやすいんですよね。だからエコリスを楽しんでくれたら、きっと無駄な、無計画な森林破壊には憤りを感じるはずなんですよ。ゲームで環境問題に貢献するベストな方法だと私は思っています。

そんなエコリス、いよいよ今月発売です。楽しみに待っていてください。


今回のエコ日記は「エコグッズ」。たまにはゲームの話を書けという声も聞こえてきますが、そういった話はゲーム雑誌さんなど任せるとして(まあ元情報を発信しまくっているのは私ですが)、エコ日記だからエコにつながることを書きます。もちろんゲームがエコにつながっているからこんな日記書いてるんだけどね。

まずはエコバッグ。先日各地で大行列ができたアレです。エコバッグを使うことで無駄なレジ袋が削減でき、無駄なレジ袋を削減することで様々な環境問題を改善できます。私の場合は自転車通勤なので、エコバッグではなくDパックに何でもかんでもぶち込みます。もちろんレジ袋は一切もらわないなんてポリシーはなく、必要なときはもらいます。私はゆる〜いエコロジストですから。

ちなみにレジ袋問題、日本ではゴミ削減程度の認識ですよね。でも例えば私が昔カレーを食べに行ったインドのムンバイでは、プラスチックのレジ袋は法律で禁止されています。理由は下水が詰まって汚水があふれ、それによって病気が蔓延したり、排除に莫大なお金がかかったりするからです。プラスチックは自然に分解して土に還ることがないわけで、ポイ捨てをすると何かの理由で燃えるか、人間が掃除しない限り永久にどこかにあり続けます。気をつけましょう。

エコバッグ重要。そんなわけで「エコリス」オリジナルエコバッグを作ってみました。コミケでWWF募金をしてくださった方にプレゼントしますので、是非ともインターチャネルブースへおいでください。

次、うちわ。うちわはエコグッズなのかと。いやむしろ人類初の冷房器具です。起源はわかりませんが、少なくとも古代エジプトでは使われていました。もちろんCO2は一切排出しません。何より夏の風情があってステキ。

うちわ重要。そんなわけで「エコリス」オリジナルうちわを作ってみました。フジテレビのイベント「お台場冒険王」で8月21日より配布しますので、遊びに行ってみてください。宣伝用と言ってしまえばそれまでですが、うちわは燃えないゴミとして捨てると紙の部分が「俺たちは燃えるぜ! バーニング!!」と不幸なので、できるだけ捨てられないよう、宣伝効果を抑えてでもいい感じのデザインにしてみました。

もうすっかり夏です。エコバッグとうちわを持ってクーラーのきいた部屋から飛び出し、夏の暑さを満喫しましょう。そして汗だくで激辛カレーを食うのだ。


今回のエコ日記は「ゴミ分別」。はじめてタイトルがエコっぽいな。

ゴミ分別を楽しいと思い始めたのはいつだったっけかな、たぶんまともに炊事をこなすようになった大学生の頃だと思います。それまではビニールと紙を分けるのすら面倒くさかったですよ、ええ。

その当時、実家の庭には生ゴミを肥料にする謎の巨大容器と、落葉や紙を燃やす焼却炉がありました。巨大容器の中は見たこともない白や黒の蟲たちが蠢くワンダーランドだったので、深夜のゴミ捨ては恐怖でしたが、焼却炉の方はまあ楽しかったです。モノを燃やすのって人の本能として楽しいんじゃないかな。サイが来たら速攻で消されますが。

いまは一人で住んでいますので、そういったものはありませんが、台所のゴミ分別ゾーンはなかなかステキです。ゴミ箱は燃やせるゴミ用、燃やせないゴミ用、アルミ缶用、紙パック用、トレー用、乾電池用の6つ、その横にビン、スチール缶、ペットボトル、古雑誌をそれぞれ置くエリアがあり、生ゴミはシンクの端です。

お気に入り作業は牛乳パックをジョキジョキ切り開くことと、ペットボトルのビニールをペリペリ剥ぐこと。なんかすげー分別してる感が味わえます。トレーを含めたこれらは回収に来てくれないため、たまーに近所のスーパーに持って行くわけですが、そのときはあえて目立つように持ったりします。「あ、ちゃんとゴミ分別してる人だ」と思われてるんじゃないかなあ…とニヤニヤしてるかも。逆に忙しくてあまり家で食事しない時期は、ゴミが少なくてつまらなかったり。

ゴミ分別を面倒くさいと思っている方、ちゃんとやってみると結構楽しいかもしれませんよ。ちなみに私はプラモデルとかを作るのは面倒くさいのでキライです。関係ないですね。


第3回エコ日記のテーマは「サイ」。なんでサイかって。そりゃサイが大好きだからさ。

サイという動物を意識しだしたのは、当時夕方やっていたアニメ「怪獣王ターガン」…って書いちゃっていいのかな…まいっか、に出てきたサイによく似た怪獣が気に入っていたからです。こいつが強い、でも頭悪い。他の怪獣たちはそれなりに頭良くて、人間味があったり、少なくとも「ペット味」程度はあったのですが、こいつは違う。10本足で激走し、ツノからバンバン火の玉を撃つ、それだけ。そんな非常に男らしいキャラクターでした。

それから本やテレビ、最近ではインターネットでどんどんサイのことを知っていき、そしてヤツのあまりの男…いや、漢らしさに度肝を抜かれました。

極度の近眼のため、敵らしき何かを発見するとまずは突進、撃破した後で何だったか確認する。人間以外のすべての動物が恐がる「火」が相手であろうとも、ヤツだけは突進し、そして踏み消す。突進スピードは時速50キロ。そんな熱く激しい性格は、陸上動物中でゾウに次ぐ巨大な体と、全動物中で最硬といわれる鎧にも似た皮でさらにヒートアップ。

そして何より顔のど真ん中にツノ。唯我独尊の風貌。「それならゾウの方が珍しくね?」という話もありますが、ゾウはアリクイとかに似ているのでNG。まあ実は鼻と口という差はありますが、んなこた子供にはわかりません。しかもしかもあのツノは、ざっくり表現すると鼻毛なんですよ、鼻毛。超硬質化した鼻毛。これは漢らしさの重戦車隊一斉射撃や〜♪

※正確に表現すると鼻毛ではありません。念のため。
※また当時、私にとってサイとはアフリカサイのことでした。

さて。

そんなサイたちがいま絶滅の危機に瀕しています。すでに絶滅してしまったサイもいます。詳細を書くと長いので割愛しますが、サイという熱く漢らしいヤツらが大ピンチで、そしてその一端を自分たちも担っちゃっていることを知ってもらいたくて、こんな日記を書きました。いやすでに日記じゃねえ(笑)。

担ってないと思ってるでしょ。自分は密猟者じゃないし、サイのツノでできたグッズとか持ってないし…と。でも絶滅しそうな理由ってそれだけじゃないんです。我々が彼らの住む場所を、豊かな森をどんどん奪っちゃってるんですよ。誰かが森で木を切り倒し、誰かがそれを加工して、それを自分が紙やワリバシとして使っていたりする。

じゃあお前は紙もワリバシも使わないのかよ…と。いや使いますよ。ワリバシはめったに使いませんが、紙はそれなりにたくさん。でも第1回でも書きましたけど、いいんです。何でもかんでもガマンしなくても。それはそれで偉大な文明を築き上げてきたご先祖様たちに失礼だし。

ただ知ること。そして考えること。それがきっとエコにつながる。私はそう思います。

うわーなんかエラそうな終わり方だな。説教臭い。ダメダメ。オレはサイのように激しく熱く漢らしく、突進人生を歩むんだい。鼻毛は手入れするけどな。


プロデューサー崩れのフジイです。一週間でもう「崩れ」かよと。それはともかく、今週のエコ日記のテーマは「自転車通勤」です。

私はここ5年ほどずっと自転車通勤をしています。通勤距離はそのときの自宅と会社の位置関係にもよりますが、大体4〜6kmです。自転車は5年前当時(値段の割に)サイコーにカッコ良かったプジョーVTT605。一目ぼれでした。リアサス付の自転車は初めてで、ばいんばいん感が気持ち良かったので、最初の頃はかなり無茶な乗り方してた気がします。

さて。自転車通勤の何がいいって、まずぶっちぎりで早い! 私の通勤条件下では、自転車よりも早い乗り物はこの地球上に存在しないんじゃないかくらい、早い、速い。ざっくりマッハ。いやさすがに音速は出ませんが、電車で30〜40分かかるところを20分くらいで通勤してます。汗だくで。

次にその汗だく。運動不足になりがちな現代人としては、習慣としてほぼ毎日汗だくになるのはめちゃくちゃ体に良いし、帰りにちょっと遠回りして銭湯になんかに寄っちゃった日には、ビールの美味さが半端ない。この一杯のために仕事したーって感じ。

そして最後にエコ。当たり前ですが自転車はCO2を排出しません。乗っているお前がめちゃくちゃ排出してるじゃん、汗だくで…という考え方もありますが、それでも自動車や電車に比べれば微々たる量です。

ところで「エコ日記」なのに最後にエコってどーゆーことよ。はい、いいところに気が付きました。つまり、そもそも私は自転車通勤が好きなんですよ。それが結果的にエコだったりするとより気持ちがいいぞと。

そんな軽〜いノリで皆さんもエコしてみてはどーでしょうか。


はじめての人もそうでない人もこんばんは(こんにちは)。プロデューサーのフジイです。

なぜ制作日記じゃなくてエコ日記…といえば、そりゃもう制作日記は涙ナシには語れない地獄絵図だからです。

という本当っぽい冗談はさておき。「エコリス」をより多くの人により楽しんでいただくために日々精進しているわけですが、じゃあお前はエコの語れるほどすげーヤツなのかといえば、ズバリ語れます。ただしすごくはありません。

つまりですね、エコを考えるってそんなに大それたことじゃないんですよ。みんながほんの少しずつ地球のこと、自然のこと、そして未来のことを考えて行動すれば、結構エコな社会になっちゃったりします。

だって真っ暗な部屋で汗だくになりながら(電気代節約)、でもシャワーも浴びずに生肉食って(ガス代節約)、行動範囲は徒歩圏内(CO2排出削減)……みたいな生活しててもツマラナイでしょ。オレは無理。

だからエコのことを少しだけ、でも少しずつたくさん考えながら、まあ面白おかしく暮らしています。そんなフジイのエコ日記、来週からちびちび書いていきます。どうぞお付き合いください。そしてみんなも少しずつエコのことを考えてくれるとプロデューサー冥利に尽きます。よろしくお願いします。

※開発中につき、ゲーム内容・画面は変更になることがあります。
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