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先生: |
このレポートも第8回。お前らが頑張ってるから、
長くやってるわりには提出率がさがってねえな。この調子で頼むぜ。
さて、今回のサポートは鷹士だ。 鷹士、頼むぜ。
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鷹士: |
ああ。じゃあ早速今回の発表テーマから。 ええと…
「休日に遊園地デート♪一緒に楽しみたいのは…?」か。
お前と遊園地かぁ…。そう言えばおまえがまだ小さい頃、
遊園地のジェットコースターに乗ろうとしたのに、おまえの身長が足りなくて…
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先生: |
…鷹士?
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鷹士: |
まだ乗れないから、今度にしようなって言ったんだよな。
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先生: |
…あー…嫌な予感…。
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鷹士: |
そしたらお前が「どうしてもお兄ちゃんと乗るんだー!」って、言って…
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先生: |
あーもう鷹士!!
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鷹士: |
うわ! 何だよ先生、おどかすなよ!
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先生: |
おどかしてねえ! つうか浸ってねえでとっとと発表しろ!
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鷹士: |
あ、ああゴメンゴメンつい。 ええと、それじゃあ1位の発表だぞ。
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先生: |
1位は俺様か。ま、当然の結果だな。
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鷹士: |
先生って絶叫系のイメージがあったのか…って、それよりも!
別の方法ってなんだ別の方法って! 聞き捨てならない発言だなあ!
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先生: |
あーいらんところでまた…。じゃあ鷹士はほっといて第二位!
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鷹士: |
ミラーハウスかあ。あれ、自分がたくさん映ってて出口がわからないんだよな〜。
ん? てことはもしかして一緒に入れば見渡す限りの…
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先生: |
妹がいるだろうな。
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鷹士: |
それは! 最高じゃないか!
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先生: |
…同じ数だけ鷹士もいるのがキビシイけどな。
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鷹士: |
ん? 先生何か言ったか?
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先生: |
いや別に。 ほれ鷹士、次は?
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鷹士: |
ええと次は第三位だな!
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先生: |
…何から?
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鷹士: |
へ?
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先生: |
ジェットコースターで何から守るってんだよ。
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鷹士: |
それはほら、いろいろあるじゃないか。恐怖心、とか…
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先生: |
恐怖心、ねえ。遊園地には絶叫系より危険なスポットがあるんだけどな。
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先生: |
若いもんが観覧車に2人っきり。15分くらいは密室、か。
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鷹士: |
な な な なん なんだって…?!?!? こら華原!! 今すぐに降 り ろぉぉぉぉ!
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先生: |
鷹士の絶叫系はこっちだったか…。
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鷹士: |
反対!! 兄ちゃんは絶対! 遊園地! 反対!
ゆーるーさーなーいー!!!
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先生: |
だー! もううるせえ! まだまだ先があんだからおとなしくしてろっつーの! 次!
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鷹士: |
お、お、俺は、俺は認めないぞ!!遊園地なんて!! もう!
あれだ、もう兄ちゃんと以外遊園地行くの禁止! いや、遊園地なんてなくなればいいんだ!
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先生: |
あーあ、遊園地まで全否定しちゃったよ。
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鷹士: |
先生からも何か言ってくれよ!先生だろ!せ・ん・せ・い!!
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先生: |
先生かどうかは関係ねえだろ…。まあ落ち着けよ鷹士。お前が三位だったんだし。
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鷹士: |
そうだ、俺が三位なんだから…いや、そこじゃない! そもそもこの調査、全部相手が兄ちゃんじゃないのが間違ってるんだ!
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先生: |
…間違ってるのはお前だ鷹士…
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鷹士: |
観覧車も! お化け屋敷も! 全部兄ちゃんとなら問題なし!
よし、じゃあ遊園地にいって1位の乗物から順に兄ちゃんと乗ろう!
こうしちゃいられない、早速お弁当作って遊園地に行く準備をしなくちゃ!
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先生: |
あ、ちょ、まてってば鷹士! おーい!
…あーあ、行っちゃったよ。しょうがねえなあアイツは…。
つーわけで。今回の結果は「アトラクション」の影響も少しありつつ、
俺様が人気だっつーことに変わりはないってことで。これ鉄則だな。
次回の課題も、張り切って提出するよーに!
…さ、鷹士はほっといて、俺はのんびりビールでも飲むかね…。
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